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 日常生活の中でも何かの動作をする前に何らかの予備動作を行って行動をする。其の予備動作は身構えで有る。其の前段階は心構えで有る。何かが此方に向かって来ると予測する時は気構えして待ち受ける。

 此の様に意図する行動に先んじて、合理的に安易に行動が出来る様に前準備(用意)をする。

 本能的に、突進して来るものに対しては手を前に出して止め様とする。空手の構えも此の様なもので有る。犬や猫が喧嘩をする時に相手を威嚇する構えを取るが、相手を威嚇するだけでは無く、闘争心と言う心構えを高めている。

 此の様に本能で行う構えは無意識帯が主で有るが、空手で言う対戦相手が目の前にいる時に構えるのは、意識帯が主で有る身構えで有る。

 空手の構えは、体格、癖、得意技が其其万人万色で有る様に其の人によって微妙に違う。本来は防御が十分出来て攻撃が出来やすければ良いので有る。主に、首、頭、脇腹、金的を守り、相手に対して投影面積を少しでも少無くした半身で構える。然し、投影面積を少無くする為に相手に対して真横に構えると、相手に対して前後の動きは出来るが左右の動きは出来無いし、相手の左右からの攻撃に対しては弱い。此の様に構えにも色々な長所や短所が有り、其の人の体格、癖、得意技を考えて自分の構えを作り出して行く事が大切で有る。

 聖士會館の組み手の構えは少し腰を落とし、力まず柔らかい静かな構えをします。然し、歩幅は狭い。一般では腰を落とすと動きが悪く成ると言われるが、此は骨盤の変位、其れに伴って全身が変位している為で有り、骨盤の動きが悪いからで有る。仙腸関節が変位して動きの悪い人は、上半身の動きが大きい為に動作が見破られ易いし、蹴り技が単純で有る。構えは常に動(不安定)で有り、相手の動きが動から静(安定)に変わる動作を予測して静に成った瞬間を狙うのが聖士會館空手道の構えの基本で、メビウスの球の理論の一環です。

 構えの手は触覚でも有り、前手が主で相手の顔面に向けます。後手は添え手です。そして、構えた時は両手ともゆらゆら揺らがしている。此は相手に距離とかタイミングを狂わせる為です。手は迎え手と払い手、攻撃手が連携しています。構えの姿勢がしっかりしていれば技の威力が大きく成ります。

 

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